大遅刻ですが第5回ポ21タ杯お疲れ様でした。自分はシングル仲間大会にのみ参加していましたが久々のポケモンということもあり、3試合後に休憩していたところ寝落ちで終わりました…。そのため初動の運勝ち3-0のままレートが下がらず、それなりの順位のままでフィニッシュとなりました。
とは言いつつも、実は理大祭を終え（やる事が多すぎてだいぶ疲れたり、サークルのモチベがダダ下がりしたりで）、この度のだぽけを去りましたので、この自己満足で文章を書き殴る場も最後、ほぼあとがきの類となります。まさか謎の構築記事モドキを4本作るだけで終わることになるとは思わなんだ…という感じです。
今回使った構築は以下のものになります。
コンセプト
第5回ポ21タ杯シングル仲間大会の構築ルールについては以下の通りでした。
・レギュレーションB準拠
・わざ、持ち物についてもDLCで追加されたものについては使用不可
ここに加え、以下の条件を個人的に加えて構築ルールとしました。
・交換会等、人からいただいたポケモンのみでパーティー6匹を構築する（第4回ポ21タ杯で4-11だったのでそのリベンジ）。
・ポケモンサークル関連の人以外からもらったポケモンを使用しても良いが、友人からもらったポケモンを用いてはならない（図鑑埋めのために貰ったバイオレットのパラドックスが使い放題になるのを防ぐことと、とある方からいただいた後述のデルビルを使うことが目的）。
ということで使用可能ポケモン一覧はだいたい以下の30匹でした。
普段使わないようなポケモンもだいぶ見かけますが、しれっと強力なポケモンも何匹か紛れ込んでいる…といった様相でしたが、最終的に以下のコンセプトに決まりました。
・セグカミの2匹に強い、鋼テラスサザンドラで…竜舞から全てを破壊する
・倒し損ねたポケモンは最強ポケモンのハバタクカミになんとかしてもらう
・上の2匹でダメそうなポケモンがいたらヘルガーの1対1交換で持っていく
・セグカミラッシャの並びが強いと聞いたことがあるので、物理サザンドラが破壊不能なヘイラッシャについては選出させないよう周りを全て特殊で固める
…どうしてこんなことになってしまったのでしょうか
構築経緯
・以前より、とあるはがね統一のボイロ実況者の方からいただいたデルビルをどこでどう採用しようか悩んでいたので、レギュBならいけると思い即採用
・去年ポサリンピックの交換会orポ21タ杯での交換会でMONOさんからいただいた、「こだわりハチマキを巻いており、かつもろはのずつきを覚えたモノズ」の意志の強さに感銘を受け採用、物理サザンドラとして構築の軸にすることを確定
・積みエースとして竜舞サザンドラを通す上で、きあいのタスキ等で止められてしまうとその後がきつくなると感じ、ステルスロックとどくびしを使える上にこちらのそれらを除去できるキラフロルを採用
・色違いかつAが実質理想個体という貴重個体をポサリンピックの交換会で頂いたため（本当に感謝）、強力なスイーパー枠としてハバタクカミを確定
・どくびしやステロが効きにくい構築に対し、キラフロルとは異なるアプローチでサザンドラの起点を作れるよう、色違いをいただいた（ありがとうございました）サケブシッポを起用
・コノヨザルやテツノカイナ等、サザンドラのテラス前後のどちらにも打点を持つ格闘かつハバタクカミに弱くもないポケモンに抗うため、イーブイをニンフィアに進化
いろいろとツッコミどころはあると思いますが、なんやかんや人からもらったポケモン縛りという謎の縛りを一切感じさせないメンツに仕上がったと思います。こればっかりは交換してくださった方々に感謝してもしきれません…改めまして、本当にありがとうございました！
個体紹介
ヘルガー@きあいのタスキ
はやおき テラスタイプ：ゴースト
むじゃき 150-115(36)-58-162(252)-90-157(220)
ふいうち オーバーヒート ほうふく みちづれ
・H252ドラパルトをふいうちで確定2発
・C252ハバタクカミのムーンフォースに対しほうふくでH252まで確定1発
・最速90族抜き
構築の軸ではないですが、実質組み始めのポケモンです。S種族値90台前半のポケモンであまり見かけそうなポケモンがいなかったため、セグレイブやスカーフでないサーフゴーに上を取れるような育成として、目安でコノヨザル等90族抜きまでSを振りました。Sが中途半端であり上から2発技を撃って退場、という動きがしにくい点を問題と感じたため、「上を取れる相手にはみちづれ、取られている相手にはほうふく」といった手段で1体以上持っていくのを目標とした技構成にしています。
技の2枠を特殊な技に割かれており平時のダメージソースとなる技が極めて少ないのが問題ですが、先制技は個人的にどうしても欲しくふいうちを採用し、耐久上長時間の居座りはしないと割り切って低火力を補うオーバーヒートを採用しています。A調整を施していますがほぼ気休め程度で気持ちAに振ったくらいなので、ここに関してはCSでもいいかもしれません。
サザンドラ@いのちのたま
ふゆう テラスタイプ：はがね
ようき 167-157(252)-110-x-111(4)-165(252)
剣盾から連れてきた本構築の軸です。もともと覚えていたもろはのずつきを活かすため物理エースにしましたが火力がかなり低く、少し削れた耐久振りのハバタクカミが+1じしんで落ちなかった時は目を疑いました。コンセプトであるりゅうのまいともろはのずつきは確定として、サーフゴーやドドゲザンに対して強く出られる安定のじしん、一致高火力が欲しいこともあると思いげきりんを採用しました。
もろはのずつきを選択することで、はがねテラバーストやラスターカノンと違いみずテラスのハバタクカミにも火力を出せる、というのが個人的ポイントでしたが試合数の都合ハバタクカミに押すことはありませんでした。一度カイリューと対面した際、ノーマルテラスの場合キツイと思いながらもろはのずつきを押したのですが、なんとほのおテラスの激レアカイリューだったらしく、マルスケの上から7割程度削ってくれたのがとても印象的でした。
ニンフィア@たべのこし
フェアリースキン テラスタイプ：ほのお
ずぶとい 201(244)-x-128(252)-130-152(12)-80
ハイパーボイス まもる ねがいごと あくび
キラフロル軸は初手選出が読まれやすいと小耳にはさんでいました。そこで、初手サーフゴーを強く誘導しつつコノヨザルを牽制するためと、サザンドラが倒れている時に後ろからハバタクカミが出てくるだけで負けるのが癪なので採用しました。特殊クッションでありながら、同時にサザンドラの起点作りとしての仕事も可能にしたく思いあくびを採用し、そのままテンプレ型の1つであろうたべのこし型に落ち着きました。
イヌイットさんからいただいたイーブイということでエーフィに進化させるのが筋だとは思うのですが、一応もう1匹交換でいただいているのでそちらはちゃんとエーフィに進化させるつもりです…イーブイは本当にこの縛りでも自由に使えるポケモンだったので構築を考える上でとても助かりました…。
キラフロル@ふうせん
どくげしょう テラスタイプ：くさ
ずぶとい 189(244)-x-136(108)-151(4)-111(76)-116(76)
キラースピン マッドショット どくびし ステルスロック
・A252鉢巻イルカマンのウェーブタックルをテラス時に2耐え
・C252眼鏡ハバタクカミのムーンフォース+テラスムーンフォース耐え
本来は初手ステルスロック要員としての採用なのできあいのタスキを渡したかったのですが、前述のヘルガーに優先したため次点でふうせんを持たせて耐久に寄せた努力値振りになっています。居座りで積んでくるポケモンや耐久ポケモンを咎めるため技構成もかなり補助寄りになりました。パーティ単位でイルカマンが非常に重いと感じていたため、できるだけテンポアドバンテージを取られないようみず技を耐えて仕事をすることが可能なくさテラスを採用しています。
採用は早かったものの育成方針に非常に迷ったポケモンでしたが、相手視点でもあらゆることが想定されるポケモンであり、選出順を誘導する力もありそうなので見た目以上の活躍をしていたような気もします。
ハバタクカミ@こだわりスカーフ
こだいかっせい テラスタイプ：でんき
ひかえめ 155(196)-x-78(20)-202(228)-156(4)-163(60)
シャドーボール ムーンフォース 10まんボルト ほろびのうた
・C252眼鏡カミのテラスムーンフォースを確定耐え
説明不要の最強ポケモンです。ブーストエナジーを持たせた方が扱いやすいような気もしましたが、キラフロルやニンフィア等クッション性能がそこそこあるポケモンが多くいたのでこだわりスカーフを採用しました。万が一ヘイラッシャを繰り出された場合、ねむねご等まで考えると毒に信頼を置けなかったため10まんボルトを採用し、その時の火力補助兼はがね技を半減できるでんきテラスに決定しました。
シリーズ2ではスカーフ型のハバタクカミが多かったので、確認した構築記事の中で最も速いスカーフのハバタクカミを抜けるようS調整しています。こちら視点ではスカーフ持ちミラーでのS関係で頭を悩まさずに済み、「ブーストエナジー持ち以外は抜いている」という確信を持って動けたのでとても良かったです。
サケブシッポ@メンタルハーブ
こだいかっせい テラスタイプ：はがね
おくびょう 221(244)-76-119-85-137(12)-179(252)
サケブシッポの採用を考えた時はステルスロックではなく両壁による補助を考えていたのですが、壁構築を使った経験が一切無く、また以前エレキフィールドを使った際にターン管理がガバガバだったので、大人しくシリーズ2時代の構築記事を探してそこから気に入った育成論をお借りすることにしました。
後方にサザンドラを置いて初手に繰り出すことを想定していたため、同じく積みエース運用を前提としている育成論を調べた結果、最終的な調整はシーズン3最終180位ぽくわさんの調整をそのままお借りする運びとなりました。
苦手なポケモン
全体的にタイプの偏りが凄まじいため、友人に協力してもらい少しだけパーティを動かした際はイルカマンやハッサム、アーマーガア等が極めて重かったです。また、単純にカイリューの処理ルートを明確に決めていないため、こちらのサザンドラのテラス権やヘルガーのタスキが残っていなければまず勝てませんし、相手のテラスタイプがノーマルである場合は全く対処が安定せず苦しくなります。仮想ではキョジオーンやテラスを考慮したコノヨザル、ドドゲザンなんかもだいぶ重い気がします。
おわりに
ダメ計だと低乱数2発のシャドーボールで高乱数を2度引いたり、シャドーボールで特防ダウンを引いたり、果ては相手のロックブラストを躱して勝ったり等、本当にこちら視点では狙ってすらいない運勝ちのみで序盤瞬間1位を記録しました。本来あまり好ましくはないですが、人から頂いたポケモン達ということと今思えば実質最後の仲間大会ということで、運勝ちでも勝ててよかったなと思います。
改めまして、開催後だいぶ遅くなりましたが企画・運営してくださった方々と対戦相手の方、並びにポケモン交換してくださった皆様、本当にありがとうございました！
また、加えてのだぽけ時代にお世話になった多くの皆様にもこの場を借りてお礼申し上げます。自分は卒業ではなく退部という形ではあるので恐れ多いのですが、これからもサークルとしてより一層盛り上がっていくことを願っています。今まで本当にありがとうございました…！
